詩吟について

 

  詩吟とは李白や杜牧などが作った中国の漢詩や、上杉謙信や乃木希典など、日本の武将や軍人
  などが作った漢詩に節を付けて吟ずる事です。特に風景や友人達との送別、人生の懐古、教訓、
  勇ましい戦いを詠んだものなどいろいろです。吟じる人はその作者の心情をよく理解し、吟じ
  る事が大切です。また、詩吟は結婚式などのお祝いの席で吟じる祝吟や、葬儀の告別式で故人
  との別れを惜しむ弔吟など、日常生活の中でも大変役に立つ場合があり喜ばれます。
  淡窓伝光霊流の吟調を習得し、魅力ある豊かな発声を身につけますと、聞く人を感動させる吟
  をマスターする事ができます。

  また、詩吟は漢詩だけではありません。歌謡曲と一緒になった詩吟もあります。この様な詩吟
  を歌謡吟詠と言い、こういう楽しみ方もあります。興味のある方は、ここをクリックしてみて
  ください。(歌謡吟詠の動画を見る事ができます。)


淡窓伝光霊流とは

  江戸時代、庶民の教育のための私塾として、広瀬淡窓が日田に開いた咸宜園で、漢詩を教える
  ときリズムや節をつけて読ませていた吟詠法を淡窓流(咸宜調)と言っていました。
  この咸宜園の塾生であった清浦奎吾という大正時代に首相も務めた方が、淡窓流の吟詠をレコ
  ードに残したものがあり、それを手がかりにして、昭和の初めに深田光霊宗家が現代的な音楽
  性を加味して集大成したものが淡窓伝光霊流です。
  淡窓伝光霊流日本詩道会総本部のホームページは、こちらです。

  <<光霊流統の奥義>>
詩道十則

  淡窓伝光霊流の奥義、詩道十則の中でも『素朴』『気魄』『気品』の詩道三則が支柱として大切な
  要の役を果たしています。


詩道十則

  四つ山を習得するには、目で読み、耳で聴き、お腹から声を出す事が習得の原則です。
  各人の個性、声質、声量、肺活量など、みんな異なるので、各人に最も適合したものを研究すれば
  大丈夫です。


詩道十則

  日本語は、アイウエオの5つの母音とン、それに子音55音、拗音(キャ、キュ)など、促音(ッ)など
  併せて150にも満たない音の組み合わせで成り立っています。
  良い吟声とは
  ・生き生きとし、温かみがあり、うるおいがある
  ・声量が豊かで、声に余裕があり、音域が広い
  ・柔軟で、伸縮、強弱の自由がきく
  ・声に永続性(粘り)があって、安定している
  ・変化に富み、表現力が豊富

  皆さんも、淡窓伝光霊流の吟調を習得し、魅力ある豊かな発声を身につけましょう。


淡窓伝光霊流日本詩道会総本部
淡窓伝光霊流日本詩道会総本部

吟詠ミュージアム
 深田光霊記念『詩聲館』
吟詠ミュージアム 深田光霊記念『詩聲館』

小天真道流剣舞道のブログ